人間には得意なことと不得意なことがあります。
仕事の内容でも同じではないでしょうか。
エンジニアの場合、得意なことと不得意なことが顕著に分かってしまう、誤魔化しのきかない業種ではないかと思います。

同じ仕事をしていても、早くに完成させることが出来るエンジニアもいれば、なかなか出来ないエンジニアもいます。
誰もが平等に同じ仕事量を消化できると、企業としても利益に繋がり良いのですが、現実はそううまくいきません。
エンジニアそれぞれが違う人間だからです。
得意なことは早く、確実に完成させることが出来るのに、苦手なことになると時間ばかりかかってしまい、やっと出来たと思ったら間違いだらけだったりします。

この仕事の出来る出来ない、というのを経営者や管理職の立場から見るときに「生産性」という尺度になります。
同じ時間内で、どれだけの仕事量を完成させることが出来るか、といえば分かりやすいのではないかと思います。
短時間でより多くの仕事を完成させ、なおかつミスがなければ企業の利益は大きくなります。

その反対に時間ばかりかかって、完成した仕事は少なく、しかもミスだらけでは企業の利益は見込めません。
機械と違い、人を簡単に入れ替えることは出来ません。
今いる人材をいかに上手く力を発揮させることが出来るか、というのは経営者や管理職の仕事になってきます。

まずは、エンジニアの力量をしっかりと見極めることが大切になってきます。
誰にでも得意、不得意がありますので得意な仕事を中心に割り振るようにします。
このようにして生産性を上げることで、給料にも反映させることが出来るようにすることでエンジニアがスキルアップを目指すことにも繋がります。

フリーランスという働き方の場合は、自分が取得しているスキルが商品となります。そのため、スキルアップするということは、事業をうまく波にのらせるための方法とも言えるのです。とくに企業からはインフラに強いエンジニアが求められる傾向にあります。インフラはあまり得意なほうではない・・というエンジニアは多いもの。

だからこそ、少数派は求められるのです。インフラに強くなりたいフリーランスの方はこちらをご覧ください。インフラとは何かという視点から、インフラに強くなるための方法を記載しています。